久し振りに新橋演舞場に立ちます。
『八百万石に挑む男』は私の父、阪妻が1947年に出演した「素浪人罷り通る」と云う映画に似た物語です。「大岡政談・天一坊事件」をベースにした物語です。
八代将軍吉宗の時代であり、松平伊豆守、大岡越前守、ご落胤、天一坊等、歴史上の人物が登場し、父のやった「山内伊賀亮」の役を舟木一夫さんがやられます。
さて、私の役は「知恵伊豆」と云われた切れ者、松平伊豆守か、南町の名奉行、大岡越前か、あるいは暴れん坊将軍、徳川吉宗か・・・。若い天一坊ではない事は確か。
脚本は齋藤雅文氏。以前に何度か彼の作品に出させて頂いてますが、いつも素晴らしい人間ドラマを描いた作品を書いて下さいます。齋藤さんとは10年振りにご一緒。楽しみです。
でも、私は8月は京都南座に出演中。稽古に参加出来ず、今から非常に不安です。出演者の皆さんにも大変ご迷惑をおかけして・・・。
とにかく素晴らしい舞台をお観せ出来ると確信してます。そして第二部は舟木さんのコンサート。盛りだくさんです。
結構貸切公演が多く、皆さん早目に良い席を予約して下さい。
(日程は<what's new>のページを開いて下さい)