吉祥寺と云っても東京の吉祥寺とは違います。群馬県は利根郡、川場村にある目立たない古いお寺です。
先ず、私を迎えてくれたのが文化12年(1815)に建立された山門。その山門も楼上に上がらせて頂くと、そこには文殊菩薩を中心に十六羅漢が勢揃い。
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山門 |
楼上の十六羅漢 |
そして山門をくぐると延宝3年(1675)に再建された禅寺にふさわしく質素な造りの本堂が待ち受けてます。しかし、その本堂に行くまでの花々に見とれて本堂の写真を撮るのを忘れてしまいました・・・↓↓(大失敗!!)
それはそれは庭いっぱいに無造作に咲き乱れた数々の花、花、花・・・。いやいや、無造作に見えますが、実は庭師が無造作に見える様に考えてのことでしょう・・・300年以上も昔の庭師が・・・!恐れ入りました。あまりにも自然で、ブリティッシュ的ガーデニングの手法に似ている様な気もします。イヤ、ハヤー、当時の庭師に乾盃!!
まあ、見て下さいヨ・・・!
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本堂裏の池と九輪草たち・・・ |
かきつばた |
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しゃくなげとかきつばた。 |
草花の如く、咲き乱れているしゃくなげ・・・ |
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かきつばたと私・・・帽子の色が同じです!・・・だから、何ンなの・・・? |
とっても自然な庭造りですネ |
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緑と、赤と、白と、青と・・・いいですネ!チョロチョロと水面に落ちる水の音が聞こえてくる様でしょう・・・。・・・何に!?聞こえない・・・? |
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そして本堂の庭は「臥龍庭」。あちら、こちらに可愛い滝が。
そして庭のあちら、こちらには、不規則に小さなお地蔵さんがとっても穏やかなお顔で、私達の訪れを喜んでくれている様です。
私が訪ねたのが6月の始め。水芭蕉が終わったばかり。一年通して、目を楽しませてくれそうな吉祥寺・・・。心穏やかになります。
吉祥寺にある川場村はとても豊かな村で、パンもお酒も、ビールも、お肉もとっても美味しい村です。
もし行く機会がありましたら是非、川場の「道の駅」で「山賊焼き」を食べてみてください。ウインナー、ベーコン、ハム等・・・。本当に美味しいですヨ。最高です。