薬師寺、年に一度の大行事、伎楽『三蔵法師・求法の旅』無事に終えました。
今年は三蔵法師の1350回忌と云う節目の年で、二日間、二回のステージ。第一日目は雲一つなく、日射病、熱中症にかかりそうな最高の天気。例年の倍程の広さの会場で、倍程のお客様の数・・・。私以外の出演者は全員、天理大の雅楽部の学生さん達。やっぱりいくつかのハプニングは有りましたが皆さん一生懸命、良く頑張ってくれたと思います。
そして二日目。開演数時間前からシトシトと雨が。伎楽で使用する衣裳、仮面の都合上、雨の時は中止。それが何んと、開演時間の10分程前から雨が上がり、伎楽はスタートしました。
そして一時間程の『三蔵法師・求法の旅』は演じ切り、終演後15分程して再び雨がパラパラ!!まるで奇跡の様な空模様でした。薬師寺には空から「龍」が降りてくると云われますが、正に一瞬、降りて来た様でした。そして客席からは雷鳴の如くの拍手
二日間に渡る『玄奘三蔵会大祭』は滞りなく幕を閉じました。ありがとうございました。
今回は学生時代の仲間達が十数名来てくれて「心を洗われた様な行事だった」と喜んでくれた。
今回、この機会を得て、薬師寺の全ての伽羅、隅々まで見学させて頂きましたが、一つ一つの説明を伺うとその奥深さと云ったら・・・。言葉を失ってしまいました。そしてもう一度、奈良を訪ねてあちこち回りたいものです。
皆様もいかがですか?
後日、伎楽『三蔵法師・求法の旅』の写真、掲載します。見て下さいヨ。。