ゴン太の様子見ていると、何だか私がしばらく仕事で留守にしていたとしか思っていない様子・・・。
同情の念も退院して来た喜びの様子も何も感じ取れない。
松葉杖をついて近づいても尻尾を巻いて恐る恐る離れていく。
初めて見る二本の松葉杖がゴン太にとっては恐ろしい凶器に見えるのでしょうか・・・。
「ゴン太ァ〜、ゴン太ァ〜」と取って置きの優しい声をかけても3メートル程の距離を保ち後ずさり・・・。用心深い犬!
・・・とっても可愛くない・・・。
でも乾き物の餌を手にすると尻尾を振って近づいて来る・・・憎ら しいやら可愛いやら・・・正直な犬・・・!
「暖かくなったら散歩に連れてってやるからな・・・お前も早く完治する様に祈ってなさい・・・」
ゴン太は何も分かってない様子・・・アクビをしてる。
僕の独り言・・・の様だ・・・。
「可愛くないゴン太」の巻き でした。