生まれて初めて木曽路を訪ねてみました。中央道の中津川インターで降りて、国道19号線を北上し、30分もしますと、もうそこは木曽路。
車をどんどん走らせるにつれて、木曽川の豊かな水と、みごとな樹木に覆われた駒ヶ岳、御岳山の姿が目に入って来ます。
木曽の南の方にある「南木曽(ナギソ)」の「妻籠宿(ツマゴジュク)」では昔のままの中仙道、昔のままの民家、旅籠(ハタゴ)を見る事が出来、江戸時代にタイム・スリップした様な気分です。京都の映画村も負けそう。
妻籠宿の脇本陣・奥谷と資料館を見学しましたが、そこにいらっしゃる松下さんの説明には、内容といい、口調といい、非常にすばらしいものがありました。江戸時代の家族の仕組、しきたり、生活の企み、又、皇女和宮、島崎藤村、貞奴、等の表に出ていない知られざる事実を知る事が出来ます。一度訪ねて説明を聞いてみたらどうですか?
次回は紅葉の季節にもう一度訪ねて、その時は、映画で有名な、野麦峠や上高地、高山の方にも足を伸ばしてみよう・・・・・・。
小さな日本も、時によっては大変大きな日本に感じる時があります。