便箋10数枚程の長ーいお手紙でしたが、最後に「春の日のバカ殿の昼寝ほどの長い手紙、時間を頂きありがとう。」と締めてありました。
「音楽と詩と愛と…金子みすゞの詩の世界」は来年も各地に回る予定ですが、もし皆さんの住んでいらっしゃる近くに参りましたら是非一度聞きに来て下さい。
ところで堤玲子さんの「わが闘争」(三一書房)をお読みになったでしょうか?大変過激な内容で、刺激的できわどい言葉が頻繁に飛び交っていた記憶があります。
当時文壇の多くの人の間で話題になり大江健三郎氏は直木賞に推薦し、田辺聖子さんは『堤玲子・美しき異端文学。後にも先にももう日本文学には現れないだろう…』云々
五木寛之氏は出版した日記の中に『マスコミは堤玲子に対して冷たかった。本当に冷たかった。織田作之助、太宰治、無頼もどきの文学にはちやほやするが、真の無頼・堤玲子に対してはほんとうに冷たかった…』と
堤さん、いつもいつも無農薬のサツマイモを送って下さってありがとうございます。