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diary
田村亮のちょっと嬉しかったこと
田村亮からひとこと

第44回 姫路城の思い出 (2002年6月18日)

「暴れん坊将軍」のロケで、先日京都撮影所から往復5時間かけて姫路城まで行って来ました。別名「白鷺城」と呼ばれるこの城は、いつ見てもその美しさ一瞬言葉を失ってしまいます。

 戦国時代の悲劇の女性、千姫が二度目に嫁いだ先が姫路城主、本多忠政の嫡男本多忠刻なのです。
 10数年前に「千姫様」という芝居で、私は本多忠刻を演らせて頂きましたが、その芝居の記者発表を趣向をこらして、何と姫路城の中の一室、「化粧櫓(やぐら)」で行ったのです。芝居の宣伝として、その「化粧櫓」で出演者の新珠三千代さんと遙くららさんと私の三人で舞台の扮装をして舞を披露した事があります。

 お城の中は、当然クーラーがありません。その時も今の様に蒸し蒸しした大変暑い日。汗が流れて化粧がのらず苦労しました。
 国宝であり又、世界遺産に指定された姫路城の一室で舞を踊らせて頂けたなんて本当に幸せな事ですネ・・・・・・。

 そういえば、京都・清水寺のあの「清水の舞台」でも舞わせて頂いた事があります。
 その時は秋の夜で、遠く下の方には京都市街の灯りが臨め、空にはくっきりと満月が。そして舞台のまわりにはとっても澄んだ秋の虫の鳴き声が・・・。舞台の手すりには百目ローソクが何十本。舞っている私のバックにはレーザー光線がいろどり、とっても幽玄な世界を演出して下さいました。

第43回 「W杯」と「暴れん坊将軍」・・・どんな関係? (2002年6月17日)
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