田村亮のちょっと嬉しかったこと |
第7回 2000年春、京都で想う (2000年4月26日)
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三千院は、皆様も充分ご存知かと思いますが、三千院の奥隣にある宝泉院はご存知でしょうか?これも小さなお寺ですが、重要文化財に指定された「五葉の松」は誠に見事で必見です。座敷の床の間を背にして座って見る三方の庭が、まるで絵画のように見え、素晴らしく計算された庭造りでした。また、戦国時代に伏見城で使っていた、血の染みついた床板を廊下の天井に使ってあり異様な感じがします。 お抹茶とお菓子がサービスされますので、その時いろいろ説明していただくと興味が倍増することでしょう。お寺の人の話によると、秋の陽の沈む前が最高の景色だそうです。 |
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三千院とは全く違った方向、西の方に田村家の菩提寺である二尊院があります。京都の仕事にかかる時は、必ず一度はお墓参りにいきますが、私が一番心の和む場所です。紅葉の頃、山門を潜り、本堂への参道の砂利道を歩くとき、もみじも絨毯の上を歩くようで、私にとって京都の秋を一番感 じさせてくれる一瞬です。 |
二尊院 |
第6回 私の2000年のお花見 (2000年4月20日) |